原因を追求した矯正

ORT矯正は、ワイヤーで歯を動かす治療ではなく、 成長期にしか行えない予防型の矯正プログラムです。 歯並びの乱れは、呼吸や姿勢、舌の使い方などの日常の習慣や機能の偏りから起こります。
ORT矯正では、こうした“原因”を整えることで、 自然に正しい歯並びが育つ環境をつくります。痛みを伴う治療ではなく、発育の力を活かして口や顎の成長をサポートすることで、 将来の健康な噛み合わせや全身の発達へとつなげます。

お子様の意思が重要です

ORT矯正は、単に歯並びを整えるだけではありません。正しい姿勢、舌の位置、呼吸、飲み込み方といった口腔機能の改善を目標としています。これらの改善には、お子様自身の積極的な意識とトレーニングへの参加が不可欠です。
当院では、お子様にもしっかりと治療内容について説明し、治療に対するモチベーションを維持してもらうようにアプローチをしています。

根本的な解決に繋がります

ORT矯正は、歯並びの見た目を整えることが目的ではなく、「歯並びが自然に整う身体の使い方」を育てる矯正です。
そのゴールは次の５つに集約されます。

1. 正しい姿勢を保つ
2. 唇をしっかり閉じる
3. 舌を上あご（口蓋）につける
4. 鼻で呼吸する
5. 正しい飲み込み方を身につける

これらが身につくことで、呼吸・姿勢・筋肉・顎の発育が整い、その結果として自然に美しい歯並びと噛み合わせが育っていきます。
痛みを伴う矯正ではなく、発育期の体の力を活かして根本から健康な成長をサポートするのが、ORT矯正の最大の特徴です。

後戻りが少ない治療

ORT矯正は、成長期の発育を利用して口腔機能を正しく整える矯正です。
歯だけを動かすのではなく、呼吸・姿勢・舌・唇・飲み込みといった「歯並びを支える力」を同時に育てることで、機能的に安定した噛み合わせをつくります。
そのため、治療後に元の状態へ戻ってしまう“後戻り”が起こりにくく、健康的な歯並びを長く維持しやすいのが特徴です。